桃月の演奏会 [記憶]
カフェ・ムリウイで「短冊」のライブを観てきました。 これまでフェスなどで演奏を重ねていたそうですが、東京でのワンマンは初めてとのこと。
エフェクターやサンプリングを使った演奏は箏では珍しい。テルミンでも少数らしいです。お二人ならではのユニットでしょうか。今西さんはですね、声(歌)が個性的で好きですね。この日も何曲か歌ってくれたので満足です。
短冊:今西玲子(箏)+児嶋佐織(テルミン)
エフェクターやサンプリングを使った演奏は箏では珍しい。テルミンでも少数らしいです。お二人ならではのユニットでしょうか。今西さんはですね、声(歌)が個性的で好きですね。この日も何曲か歌ってくれたので満足です。
短冊:今西玲子(箏)+児嶋佐織(テルミン)
Full Moon Meeting! [記憶]
出演者の顔ぶれから即興ライブであることは容易に想像できました。それでも聴きに行ったのは、田中悠美子・佐藤直子お二人の共演があるから。佐藤さんの演奏は2011年の志方あきこさんのライブで初めて聴いて以来。それ以降も何度か機会がありながら、大雪などに阻まれて4年半ぶりとなってしまいました。即興演奏は何か起きるかわからない・・それでも滅茶苦茶にならないところは良心か?
まずは腹ごしらえ。千駄木「レインボーキッチン」のハンバーガー!
千駄木「バー・イッシー」は初めて。渋谷から移転したとか。
田中邦和(T.Sax,Fl,他)
綺麗な音を出される方でした。世の中には変な音を出そうとする人もいます。聴いていて心地よいのは、やはり前者だと思います。
四家卯大(VC,口琴,朗読)
後半でiPhoneを片手に朗読を始めてました。即興ライブならではの展開。しかし予想より長かったのか、落しどころを見つけるのに苦労した様子。
田中悠美子(義太夫三味線,大正琴)
浄瑠璃はやらないのに、なんで義太夫三味線を名乗るのだろうと疑問に思っていましたが、三味線の構造が同じ太棹でも津軽三味線とは構造が違うのだそうです。確かに音が違いました。(撥も違う)
佐藤直子(打)
この日からソロアルバムが紙ジャケになってリニューアル。それを聞いた友達が2枚目を購入。「シリアルナンバー書いてもらったら」とアドバイスして、記念すべきNo.1を手に入れてました。
スペシャルゲスト:竹井誠(篠笛,尺八)
お祭りのような展開もあり、和の空気になってしまう存在感はさすが。
まずは腹ごしらえ。千駄木「レインボーキッチン」のハンバーガー!
千駄木「バー・イッシー」は初めて。渋谷から移転したとか。
田中邦和(T.Sax,Fl,他)
綺麗な音を出される方でした。世の中には変な音を出そうとする人もいます。聴いていて心地よいのは、やはり前者だと思います。
四家卯大(VC,口琴,朗読)
後半でiPhoneを片手に朗読を始めてました。即興ライブならではの展開。しかし予想より長かったのか、落しどころを見つけるのに苦労した様子。
田中悠美子(義太夫三味線,大正琴)
浄瑠璃はやらないのに、なんで義太夫三味線を名乗るのだろうと疑問に思っていましたが、三味線の構造が同じ太棹でも津軽三味線とは構造が違うのだそうです。確かに音が違いました。(撥も違う)
佐藤直子(打)
この日からソロアルバムが紙ジャケになってリニューアル。それを聞いた友達が2枚目を購入。「シリアルナンバー書いてもらったら」とアドバイスして、記念すべきNo.1を手に入れてました。
スペシャルゲスト:竹井誠(篠笛,尺八)
お祭りのような展開もあり、和の空気になってしまう存在感はさすが。
テルミンとオンド・マルトノ [記憶]
世界初の電子楽器としてロシアで1919年に開発された「テルミン」と、フランスで1928年に開発された「オンド・マルトノ」。どちらも歴史ある電子楽器としてその存在は知っていましたが、両方を一緒に聴けるチャンス! ということで、「テルミン&オンド・マルトノ&ギター」のライブに行ってきましたよ。
テルミンもオンド・マルトノも電子楽器とはいえ、体を使って表現するところはアコースティック楽器に通じるものがあり、すっかり魅了されてしまいました。
出演者:トリ音(テルミン)、久保智美(オンド・マルトノ)、前原孝紀(ギター)
中央がテルミン。2本のアンテナと手の距離で音程と音量を操作します。
オンド・マルトノ全景。不思議な形をしたスピーカーで音色を決めます。
鍵盤だけでなく、糸をつないだ指輪でも音程を自由自在に操作できます。
中央右よりの「トゥッシュ」と呼ばれるボタンで音量を操作するんです。
テルミンもオンド・マルトノも電子楽器とはいえ、体を使って表現するところはアコースティック楽器に通じるものがあり、すっかり魅了されてしまいました。
出演者:トリ音(テルミン)、久保智美(オンド・マルトノ)、前原孝紀(ギター)
中央がテルミン。2本のアンテナと手の距離で音程と音量を操作します。
オンド・マルトノ全景。不思議な形をしたスピーカーで音色を決めます。
鍵盤だけでなく、糸をつないだ指輪でも音程を自由自在に操作できます。
中央右よりの「トゥッシュ」と呼ばれるボタンで音量を操作するんです。
「星に願いを」/トリ音(テルミン)&前原孝紀(ギター)
12/24 Stella Lee Jones (レコ発ライヴ) [記憶]
今年最後のライヴはプログレの聖地、吉祥寺はシルバー・エレファントにてステラ・リー・ジョーンズのレコ発ライヴでした。4月にアコアス(アコースティック・アストゥーリアス)のレコ発ライヴを聴きに行ったときに、会場でデモCD-Rを受け取ったのがステラ・リー・ジョーンズとの出会い。リーダーの平田聡さんはエレアス(エレクトリック・アストゥーリアス)のメンバーでもあり、ヴァイオリンのテイセナさんはアコアス、エレアス、そしてステラ・リー・ジョーンズにも参加しているという関係です。
癒し系プログレ(?)といった感じで、ジャズロックのようでもあり、エレクトリックな室内楽のようでもあり、変態なところもあるし・・・基本は綺麗なメロディーとアンサンブルなので、ロックと呼ぶべきか迷うところも。
アンサンブル主体の音楽なので、誰が中心ということでもなく、例えソロを弾いてる最中でも伴奏が小技を入れたりするので全体から目が離せなくて、見てる方としては良い意味で大変でした。少し音が多すぎる気もしましたが、人数に対して会場が小さいのかも。もう少し大きい箱だとバランスも良くなるでしょうか。
レコ発なのでCDもゲットしましたが、ディスク・ユニオンだと違う特典が付くと聞いて、早まったかなとも。友達と分けて手に入れれば、特典の貸し借りもできたなと。でも、早く聴きたいですしね~
癒し系プログレ(?)といった感じで、ジャズロックのようでもあり、エレクトリックな室内楽のようでもあり、変態なところもあるし・・・基本は綺麗なメロディーとアンサンブルなので、ロックと呼ぶべきか迷うところも。
アンサンブル主体の音楽なので、誰が中心ということでもなく、例えソロを弾いてる最中でも伴奏が小技を入れたりするので全体から目が離せなくて、見てる方としては良い意味で大変でした。少し音が多すぎる気もしましたが、人数に対して会場が小さいのかも。もう少し大きい箱だとバランスも良くなるでしょうか。
レコ発なのでCDもゲットしましたが、ディスク・ユニオンだと違う特典が付くと聞いて、早まったかなとも。友達と分けて手に入れれば、特典の貸し借りもできたなと。でも、早く聴きたいですしね~
Clouds/Stella Lee Jones
12/19 ぐるーぷ「かさね」邦楽コンサート [記憶]
シカゴからの留学生、コーリン・シュムコーさんが、日本で学んだことを母国に紹介したい・・・というところから、シカゴ公演が決まり、応援するメンバーが集まり、ぐるーぷ「かさね」が誕生したそう。本公演は来春の予定で、今日はそのプレ公演です。
プログラムは、「吟遊歌」、「明鏡」、「秋の曲」、「尾上の松」、「清姫とPersephone」。「明鏡」は初めて聴きましたが、ここではコーリンさんが長唄三味線を披露。途中絃が切れるハプニングもありましたが、落ち着いて絃を張り直して演奏を続けられ、これには拍手喝さい。続く「秋の曲」は先日亡くなられた三木稔さんの作品で、尺八のかわりにファゴットをコーリンさんが演奏。尺八に比べて表情豊かな演奏は難しいか、それとも技術的な問題か。最後はコーリンさんの新作初演で「清姫とPersephone」をメンバー総勢で。英語と日本語の唄い物は初めて体験する邦楽でした。全体的に拙いところもありましたが、シカゴ公演の後で成長した姿もみてみたいなとは思った。
出演者:樹本佳音里(箏、二十絃箏)、
鎌田美穂子(箏、三絃)、
コーリン・シュムコー(長唄三味線、ファゴット)、
森佳久山(尺八)
プログラムは、「吟遊歌」、「明鏡」、「秋の曲」、「尾上の松」、「清姫とPersephone」。「明鏡」は初めて聴きましたが、ここではコーリンさんが長唄三味線を披露。途中絃が切れるハプニングもありましたが、落ち着いて絃を張り直して演奏を続けられ、これには拍手喝さい。続く「秋の曲」は先日亡くなられた三木稔さんの作品で、尺八のかわりにファゴットをコーリンさんが演奏。尺八に比べて表情豊かな演奏は難しいか、それとも技術的な問題か。最後はコーリンさんの新作初演で「清姫とPersephone」をメンバー総勢で。英語と日本語の唄い物は初めて体験する邦楽でした。全体的に拙いところもありましたが、シカゴ公演の後で成長した姿もみてみたいなとは思った。
出演者:樹本佳音里(箏、二十絃箏)、
鎌田美穂子(箏、三絃)、
コーリン・シュムコー(長唄三味線、ファゴット)、
森佳久山(尺八)
12/13 菅井えり Erital Christmas live [記憶]
多重録音を駆使した音作りが似てるなと思ったから、志方あきこさんのライヴを一緒に行った友達に菅井えりさんを知ってるかと尋ねたらCDを持っているという。お互いに別のCDを持っていたので交換したりして。それからEritalのライヴ発表があったので、こちらも一緒に行くことになりました。
前半はニューエイジ。多重録音のコーラスをバックに素敵な歌声は心地よかった。ゲストの小宮瑞代さんはCDでも共演されてる箏奏者で、生演奏を聴いたのはこれが初めて。シンプルに箏の伴奏と歌だけの「竹田の子守唄」・・・アレンジ違いでお二人のCDにも入ってますが、今回は小宮瑞代さんバージョンに歌をのせた、CDでは聴けない組み合わせ。後半はポップなクリスマスを感じさせる歌などを。途中インストも交えつつ、楽しいMCで盛り上がりました。
前半はニューエイジ。多重録音のコーラスをバックに素敵な歌声は心地よかった。ゲストの小宮瑞代さんはCDでも共演されてる箏奏者で、生演奏を聴いたのはこれが初めて。シンプルに箏の伴奏と歌だけの「竹田の子守唄」・・・アレンジ違いでお二人のCDにも入ってますが、今回は小宮瑞代さんバージョンに歌をのせた、CDでは聴けない組み合わせ。後半はポップなクリスマスを感じさせる歌などを。途中インストも交えつつ、楽しいMCで盛り上がりました。
12/7 ジャパトラ 今昔ものがたり 第1話 [記憶]
期待以上の内容だった・・・中井智弥さんの音楽に限らず、邦楽には物語性のあるものが多いのですが、聴いてるだけでは想像するのが難しいのも事実。人それぞれの解釈があっても良いのでしょうけど、今回は映像が加わることで登場人物の心情まで伝わり、とても深いものになった気がする。
来年から偶数月の第4水曜日に定期ライヴを開催するとのことなので、なるべく足を運びたい。
来年から偶数月の第4水曜日に定期ライヴを開催するとのことなので、なるべく足を運びたい。
猿蟹合戦 by ジャパトラ
ジャパトラとは、JAPAN TRADITIONAL ARTS ACADEMYの略称であり、二十五絃箏プレーヤー中井智弥と、日本の伝統美術を愛するデザイナー舌ガタロウがコラボレーションを重ねる中、2011年に二人で立ち上げたコミュニティー兼アカデミーです。子供からご年配まで、どんな方にでも日本の伝統文化を気軽に楽しんで味わってもらう事をコンセプトに、現代の新しい表現スタイルと伝統を融合させ、新たな文化や作品を創っています。主な活動は、ライヴ、ワークショップ、学校公演、ライブ配信、アプリ配信等です。
11/27 邦楽花舞台~篠笛と尺八・二十五絃箏の競演 [記憶]
13日の建長寺で手に入れた中井智弥さんのCDは、岩田卓也さんとの共演が多く、その内容が素晴らしかったので、お2人のユニットであるURANUSのライヴに行きたいなと思ってました。こんなに早く聴けるとは思わなかったので幸運でした。
会場は横浜にある「久良岐能舞台」です。邦楽は庭園・古民家・寺など、音楽を楽しむ空間にも趣きがあって好きです。能舞台で聴くのは初めて。鉄道からバスに乗り換えて、徒歩でもそこそこ距離がありましたが、都会の喧騒を離れての静かな場所でした。庭園を歩く時間がなかったのが残念。
プログラムは前半に篠笛の演奏です。開演とともに遠くから笛の音が・・・呼応するように別の方向からも聴こえる。だんだんと音が近づき、お二人の篠笛奏者が舞台へ。いいですねぇ。二重奏とそれぞれの独奏があり、ゆったりとして曲調が多くて眠そうになりましたが、素敵な時間を過ごせたと思います。
後半は箏と尺八。定番の「春の海」から始まり、オリジナルを中心に演奏。作品を作る度に限界を超えたところを目指していると、どんどんと難しくなって演奏が大変だと言ってましたが、聴くほうは楽しいですね。CDでは綺麗な音色の尺八でしたが、実際に聴くと激しく情熱的。後でそのことを伝えると喜んでました。
中井智弥さん目当てで聴きに行きましたが、岩田卓也さんの今後も注目ですよ。
出演:金子弘美(篠笛)・坂本真理(篠笛)、
URANUS:中井智弥(二十五絃筝)・岩田卓也(尺八)
会場は横浜にある「久良岐能舞台」です。邦楽は庭園・古民家・寺など、音楽を楽しむ空間にも趣きがあって好きです。能舞台で聴くのは初めて。鉄道からバスに乗り換えて、徒歩でもそこそこ距離がありましたが、都会の喧騒を離れての静かな場所でした。庭園を歩く時間がなかったのが残念。
プログラムは前半に篠笛の演奏です。開演とともに遠くから笛の音が・・・呼応するように別の方向からも聴こえる。だんだんと音が近づき、お二人の篠笛奏者が舞台へ。いいですねぇ。二重奏とそれぞれの独奏があり、ゆったりとして曲調が多くて眠そうになりましたが、素敵な時間を過ごせたと思います。
後半は箏と尺八。定番の「春の海」から始まり、オリジナルを中心に演奏。作品を作る度に限界を超えたところを目指していると、どんどんと難しくなって演奏が大変だと言ってましたが、聴くほうは楽しいですね。CDでは綺麗な音色の尺八でしたが、実際に聴くと激しく情熱的。後でそのことを伝えると喜んでました。
中井智弥さん目当てで聴きに行きましたが、岩田卓也さんの今後も注目ですよ。
出演:金子弘美(篠笛)・坂本真理(篠笛)、
URANUS:中井智弥(二十五絃筝)・岩田卓也(尺八)