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9/10 観月会-古建築のライトアップと伝統音楽の演奏- [記憶]

三溪園では中秋の名月に合わせて、閉園時間を延ばし、園内をライトアップ、さらに無料コンサートまで。ということで、東風のパフォーマンスを目当てに、三渓園に行ってきました。

100年の歴史のある庭園ですから、移築とはいえ歴史と趣のある建物がいっぱい。残念ながら建物の中までは見学できず、なんとなく留守宅といいますか、生活感がないんですよね。民家園が建物だけでなく、それを取り巻く生活の様子まで伝えようとしてあったのを思うと、少し物足りなかったです。

演奏会場に近づくと、箏の音色が。耳をすますとフルートも聞こえる。予定の30分前なのにもう始まってる? 時間が前後するとは書いてありましたが・・・ 急いで座る場所を探し、舞台の方を見るとなんだか様子が変・・・リハーサルの風景でした。

今回は建物の外から、芝生に座り込んでの鑑賞です。日が落ちてセミの鳴き声から鈴虫(だと思う)に変わるころ、予定を5分ほど遅れて東風の演奏が始まりました。2ndアルバムに収録されてる作品を中心に、尺八をフルートに置き換えての古典(上弦の曲)の演奏もあり、短い時間ではありました、久しぶりに箏の演奏を楽しみました。できれば生音で聴きたかったですけど、会場を考えると無理な望みでした・・・

休憩を挟んで、景山聖子も登場して箏語りが始まりました。7月に聴いたときとは演目が違います。ドラマにもなった「JIN‐仁‐」の初披露ということで、期待大です。原作もドラマも知らなかったのですが、江戸時代にタイムスリップした医者が現代の医療技術で命を救うといった内容で、本来なら助からない命、その辺りの葛藤から、答えを見つけるところまでを30分に凝縮してました。とても素敵な物語に仕上がってましたよ。

最後にCDの販売とサイン会がありましたが、そんな時間があるとは思わず、CD持ってこなかったのが悔やまれます。ライヴの予定を聞いたら、新作CDの発売に合わせて開催する予定があるとのこと。これは絶対に聴きに行きたいですね!

<第一部>
東風(箏:中しまりん、フルート:近藤孝憲、ギター:高井城治)
「永遠なるもの」(箏・ギター)、「蘇州夜曲」、「流るる」、「上弦の曲」 (箏・フルート)、「環-wa-」(箏・ギター)、「游」、「My Favorite Things」

<第二部>
箏語り(語り)景山聖子(演奏)東風
「JIN‐仁‐」(原作:村上もとか、小説:日下部匡俊から)
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